株主優待が好きです。
無料で、お返しの必要のない贈り物を受け取るときの気持ちよさったら・・・
さて、お勧めの株主優待を以下に記します。
しかし、何を以ってお勧めなのか・・・基本的に私の優待の評価軸は以下です。
・優待内容
これは良い!使える!という優待じゃないともらってもうれしくありません。まぁもらえるものは何でも頂きますが。
・優待プラス配当金の利回り
5%以上だったら文句は言いません。
・優待廃止リスクが低い
自社製品又は自社サービス券等であれば低いと考えます。
・ファンダメンタル(というかバリュー性)
PER、PBR共に割安であれば、なお良い。
そもそも利回りは株を購入する時期によっても異なるため、お勧めできるかどうかも変動します。なので、今現時点の株価で評価し割安であるもの、かつこの優待は良い!使える!という私自身が実際に保有している銘柄をピックアップしてみました。かなり市場が不安定になり、いつ暴落になってもおかしくない気がします。
オリックス(8591)
優待内容 | 3,000円のカタログ商品会員カード(様々なサービスで優待割引) |
何の会社か分かりにくいランキングナンバーワンのオリックスですが、基本的にはリース・金融業に分類されます。株価は奮わず、PBRも0.7程度で低水準、割安だと思われます。
しかし、純金融と比べて業務が多岐に渡るため、事業は安定成長中、グローバルにも展開しています。
優待はカタログです。これが、普通に良いです。いくつかカタログギフト優待の銘柄を持っていますが、オリックスとヤマウラが味・量的にも抜けていますね。私は、昨年は和菓子セット(京都の鼓月)を頂きました。
会員カードも使えます。オリックスはレンタカー事業も展開しており、レンタカーも3割引から5割引になります。他にも先日すみだ水族館に行ったのですが、これもオリックスが運営しており、割引金額で入館することができました。
1家に1名義は必要な銘柄ですね。
SFPホールディングス(3198)
優待内容 | 年間8,000円の優待券 |
鳥良や磯丸水産といった居酒屋を展開しています。
ファンダメンタル上はそんなに割安というわけではないですが、この会社の優待券は、100株保有で年間8,000円ももらえますので、優待券だけで利回り4%になります。鳥良も磯丸推算もランチ営業をやっているので、使い勝手がかなり良いです。磯丸は24時間営業しているので、ふらっと寄れます。それに魚が足りない食生活の私からすれば、無料で魚を補給できる店として、本当に重宝しています。
限られたエリアしかいまだ展開していないので、今後更なる展開も期待できます。
私は、外食産業の良し悪しはあまり分かりませんが、磯丸の24時間営業しかり、注文タブレット導入も積極的ですし、業界のしきたりに囚われず、ニーズを常にさぐって変化し続けることができる企業と感じています。
ヤマダ電機(9831)
優待内容 | 所有株式数および保有期間に応じて優待券(500円)を進呈 ※買上金額1,000円(税込)ごとに1枚利用可能。最大54枚まで利用可能。 ※有効期限:6か月 |
ビックカメラ等と比較しても冴えないヤマダです。
接客がイマイチで有名ですね。
家電とリフォームが軸ですが、ドメスティックな事業ですからジリ貧になることは見えています。あんまりヤマダ電機が好きって人も聞かないですし、僕も好きじゃないです。
ですが、優待は悪くないです。
優待で頂ける枚数は、以下の通りです。
100株以上 |
<3月末基準>2枚 1年以上:+3枚 2年以上:+4枚 <9月末基準>4枚 1年以上:+1枚 |
500株以上 |
<3月末基準>4枚 1年以上:+3枚 2年以上:+4枚 <9月末基準>6枚 1年以上:+1枚 |
1,000株以上 |
<3月末基準>10枚 1年以上:+3枚 2年以上:+4枚 <9月末基準>10枚 1年以上:+1枚 |
10,000株以上 |
<3月末基準>50枚 1年以上:+3枚 2年以上:+4枚 <9月末基準>50枚 1年以上:+1枚 |
100株で、初年度は3,000円の割引券、2年以上持てば5,500円の割引券がもらえます。
利用条件は、
1回のお買上げ金額(1枚の伝票またはレシート)が、税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用可能
ということなので、あくまで割引券になります。
いまどきのヤマダは生活品やドラッグも売っているので、50%割引券と割り切れば、使用勝手はかなり良いです。
私は、シャンプーや洗顔剤をヤマダで購入しています。その際、ギフトカードとかクオカードは併用可能です。この併用で、1円も使わずに生活品をgetすることができます。
今、100株で5万円台なので、2年以上持てば優待利回りは10%以上!配当金は2018年度実績で1,300円でしたので、12%程度にはなります。
まぁ、あまり先が無い銘柄だとは思いますが、劇的にカルチャー&財務体質が変化する可能性もありますし、期待せず100株程度持つのは悪くない判断かと。
以上、私的おすすめ株主優待でした。