未来の働き方を考えよう

未来の働き方を考えよう

これからの働き方

人気ブロガー・ちきりんさんの本です。

本書は、大きくは2部構成となっており、前半で現状の社会・経済について、また考えうる将来の社会について述べています。

後半では、本書の主目的である「未来の働き方」について述べています。未来の、とありますが、現状の働き方から大きく発想を転換する必要性についても述べています。

かなり興味深い内容でした。「ワークシフト」という本にかなり影響を受けているみたいです。

以下、雑感です。

現状の働き方

さて、現状の日本では、かなりシンプルな働き方が求められています。

それは

定年までずっと働くこと。

おそらく、将来的には定年は70歳までは伸びるはずです。労働力が足りなくなるのですし、医療の進歩によって、可能となるでしょう。

また、年金制度が破綻している可能性も高いです。

今は、本当に激動の時期です。著者がいうのは、3つの変化があります。それは

  1. 大組織から個人へ  by IT革命

  2. 先進国から新興国へ by グローバリゼーション

  3. ストックからフローへ by 人生の長期化

[未来の働き方を考えよう]

以上の変化から、新しい働き方が可能となったということです。

IT革命で、個人で会社を立ち上げたり、ノマド的な働き方が可能となった。

グリーバリゼーションによって、アジア就職が可能となった。

そして、著者が最も強調するのは、人生の長期化によって実現しうる働き方。それが「未来の働き方」だというのです。

未来の働き方

著者は、40歳で働き方を選びなおそうと提言しています。

面白いたとえだと思ったのが、20歳時の新卒採用はパッケージ旅行だと、例えています。ある程度、会社が用意してくれて、レールを走ればそれなりにキャリアもアップするし、それなりの人生は歩めるわけです。

しかし、70歳定年時代になると、50年間も働くわけで、途中でパッケージからオリジナル旅行に乗り換える、って選択もありではないか?と投げかけています。

実際、学生がパッケージ旅行を選ぶのは普通かもしれませんが、いい大人がパッケージ旅行で旅し続けるのは、感覚的ですが、ちょっと格好わるい。

もちろんやりたいことが新卒時の選択とマッチし続ければ問題ないのでしょうが、現実そんなことはあまりないでしょう。

むしろ本書では、やりたいことが明確な人は、ほとんどいないという前提のもと書かれています。実際確かにそうかもしれません。

未来の働き方は、検討するだけでも価値があり、オリジナル設計の人生を手に入れることが目標となっています。

また、オリジナル設計の手に入れ方として、ステップを記載しています。

  1. 人生の明確化

  2. 複数の将来シナリオをもつ

  3. 稼ぐ力をもつ

[未来の働き方を考えよう]

ここでいう稼ぐ力とは、資格や手に職ではなく、市場感覚です。これについては、ちきりんさんは別の本を出版しています。

本書は「働き方本」である

bil0040-009

本書で弱いのは、そういった未来の働き方をしている人のデータが少なく、例しかでてこないところ。

精神論的になってしまいがちで、お金や家族のこともあるし、著者ほどハイスペックな人はあまりいないのが現実です。

しかし、本書はあくまで働き方について考えるとしう題名だけあって同じような働き方への不満を持っている人が対象になってくる。

お金や資産ではなく、働き方。

その考察に触れたい人にはぜひおすすめいたします。

 

 

 

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>