最近読んだ面白かった本(6)

ルポ トランプ王国

アメリカ大統領として、世界で最も重要な人物であるドナルド・トランプであるが、多くの日本人と同じく大統領選からトランプという候補のこと、トランプを支持するアメリカという国のことが非常に気になっていた。何故、これほど熱狂的な指示を受けているのか、アメリカで今何が起きているのか、没落した中産層、アメリカ製造業の破たん、構造は決してシンプルではないが、1つの答えがこの本にはある。

トランプ支持者へのインタビューは、なかなか疲れる。5人の話を聞き終わると、座り込みたくなる。それは、政治への期待や希望ではなく、不満を多く聞く取材になるからだろう。

〜『ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く』 プロローグ P.13〜

ルポ というものを読むのは初めてだったが、筆者の取材力も素晴らしい。これは、日本人という中間的な立場だからできた芸当であろう。まるでアメリカを横断している気持ちになった。もはや、共和党と民主党という構図は成り立たなくなっているアメリカのネクストステージを体感できるだろう。

ルポ トランプ王国 もう一つのアメリカを行く (岩波新書) [ 金成隆一 ]

価格:928円
(2018/5/13 20:00時点)
感想(3件)

 

経済は世界史から学べ

現在の経済システム(例えば、通貨や株式)について、成り立ち・歴史的背景から説明するという面白い取り組みの本。例えば、世界最古の金貸しは?⇒テンプル騎士団。聖地までの行脚中に騎士の資産を管理するという役目を持つようになり、その後、資産形成して力を持ったテンプル騎士団は解体される・・・とか、航海がハイリスクだった時代に投資家がリスクを請け負う制度が広がり、それが株式会社の起源となった・・・といった風に、どんな難解な金融システムも起源を知れば、分かりやすくなる。これから金融や経済、そして世界史に関する一般教養を身に着けたいひとにはお勧めである。

経済は世界史から学べ! [ 茂木誠 ]

価格:1,620円
(2018/5/13 20:00時点)
感想(2件)

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方

最強の食べ方と謳っている、いわゆるダイエット本。私のようなダイエット歴=人生で、かつ健康オタク、TARZANを毎号読んでいる人間からすれば、目新しいことは書いていないが、重要で至極まっとうなことがシンプルに書かれている。マクロ管理法、という糖質・タンパク質・脂質の三要素を量的に制限する方法を推奨しており、他にも筋トレ・禁アルコールなど、普通なことばかりなのだが、表紙といい口調といい、力強く助言をくれることがダイエットにはとても効果的だと思う。

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 [ Testosterone ]

価格:1,404円
(2018/5/13 20:01時点)
感想(2件)

水車館の殺人

水車館の殺人も、十角館の殺人から引き続き面白かった。完全に綾辻作品にはまってしまった。

十角館の時と比べて、島田潔がアクティブに事件を解明する現在と、事件が起きた過去の物語が交差していく。王道的なミステリーだが、綾辻作品らしく、小説でしか表現できないトリック。見抜くことができるか?

水車館の殺人新装改訂版 (講談社文庫) [ 綾辻行人 ]

価格:788円
(2018/5/13 20:01時点)
感想(12件)

アフターダーク

今年で村上春樹作品は3作品目である。中編なので読みやすい。退廃的でバタくさい、という代表的な感性豊かな村上作品だと思う。渋谷を舞台にしているが、流れている時間が常人とは違っているのだろう、異次元空間に思えた。

アフターダーク (講談社文庫) [ 村上春樹 ]

価格:648円
(2018/5/13 20:02時点)
感想(84件)

下町ロケット

文句なしに面白いエンタメ作品。TBS版ドラマは見ていたから、ストーリーは知っていても、それでも面白かった。分厚い割にはさらっと読める。

下町ロケット (小学館文庫) [ 池井戸潤 ]

価格:777円
(2018/5/13 20:02時点)
感想(127件)

紀州のドンファン

アメトークで東野が勧めていたので、読んでみた。著者は、少し前にニュースになったが、70超えている経営者で、交際クラブで知り合った20歳台女性と交際(売春ではないとのこと)していたが、自宅で女性に待ってもらっていたところ、金品を盗難・その後失踪に合ったという事件で有名になってしまった人。一貫して、「金を貯めていい女を抱く」というモットーの元生きており、全くぶれていない人生観とその執着心が、痛快すぎて面白い。

紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫) [ 野崎 幸助 ]

価格:842円
(2018/5/13 20:03時点)
感想(0件)

マネーはこれからどこへ向かうか

大前研一氏による解としては、マネーはシリコンバレーに向かっている、というアンサー。シリコンバレーだけでなく、サンフランシスコ全体に人とマネーは集まり、そして不動産は高騰、人件費も高騰、日本政府が達成したいとずっと願っていることが、アメリカ・サンフランシスコでは達成できている。では、日本としてはどうするべきかとも書かれているところが著者の良いところ。

マネーはこれからどこへ向かうか 「グローバル経済VS国家主義」がもたらす危機 [ 大前 研一 ]

価格:1,728円
(2018/5/13 20:04時点)
感想(0件)

迷路館の殺人

人形館の殺人

引き続き、綾辻作品・館シリーズを読んでいる。綾辻作品は、小説という枠組みで伏線を張ることを常に試みていることを毎度毎度感じさせられる。映像化は難しいのだろうけれども。でも、多少伏線に無理が出てきているかなぁとも思ったり。やはり、デビュー作である十角館の殺人は最高に面白かったし、間違いなく名作であったのだ。

迷路館の殺人新装改訂版 (講談社文庫) [ 綾辻行人 ]

価格:810円
(2018/5/13 20:04時点)
感想(9件)

人形館の殺人新装改訂版 (講談社文庫) [ 綾辻行人 ]

価格:810円
(2018/5/13 20:05時点)
感想(6件)

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