最近読んだ面白かった本(3)

イノベーションのジレンマ 入門/著:山中英嗣[グローバルタスクフォース]

>ハーバード・ビジネススクール“クリステンセン”教授の 「イノベーションのジレンマ」入門【電子書籍】[ グローバルタスクフォース ]

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ハーバード教授のクリステンセンの名著「イノベーションのジレンマ」について優しく解説してくれている。図解もあってかなり分かりやすい。経済学のレビューや専門書を読まない私にとっても非常にとっつきやすい内容であった。

イラスト図解 イスラム世界/著:私市正年[日東書院本社]

>イラスト図解イスラム世界 [ 私市正年 ]

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イスラム世界が今後の政治・外交・安保においても鍵となる。今までもいくつか、特に池上彰の読むイスラム世界などを読んできたが、その補完・復習のために読了。図解もあって、かなりタメになった。普通に生きている限り、イスラム文化圏の人と触れ合うことも無い。彼らがどのような価値観で生きているか、文化とはこれほどまでに異なるものかと痛感する。

 

ニュース英語攻略のためのキーワード50/編:NIKKEI WEEKLY[日本経済新聞社]

>ニュース英語攻略のためのキーワード50 [ ザ・ニッケイ・ウィークリー編集部 ]

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英語リーディングのため、読んだ。政治・経済にも詳しくなって一挙両得。

 

春琴抄/著:谷崎潤一郎[新潮文庫]

>春琴抄改版 [ 谷崎潤一郎 ]

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感想(19件)


面白かった。純粋に、その面白さに酔いしれた。話は盲目の琴弾である春琴について、その手記に筆者が注釈を入れながら、生涯を追うのであるが、そのキャラクターの鮮烈さと描写の上手さ、文豪・谷崎の筆力を思い知る。特に、春琴の世話係である佐助が盲目になる瞬間の描写は文章のみで可能であろう最大限の表現力で書かれており、生々しすぎて思わず本を閉じてしまった。そして、句点を使用しないという挑戦を試した作品でも有名らしく、文体に強烈な魅力がある。そして100頁にも満たない短い作品なので本当におすすめ。

谷崎潤一郎は「痴人の愛」を昔読んだことあるが、これまた面白かった。谷崎潤一郎、もうちょっと読もう。

 

「やりがいのある仕事」という幻想/著:森博嗣[朝日新書]

>「やりがいのある仕事」という幻想 [ 森博嗣 ]

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感想(13件)

珍しく新書を読んだ。というのも、大好きな森博嗣が新書を出しているという事実を知らず(しかも10作品目らしい)、加えてタイトルがずばり僕の心を捉えてしまった。なんと魅力的な題なんだろう、内容も期待通り。仕事というのは交換の手段であり、そこに楽しい・辛いなどの温度があるのは森先生的には違う。そもそも、やりがいなどは与えられるわけは無く、幻想化しているのは確かに感じる。僕自身、お金至上主義であるので、仕事にやりがいなどの概念は求めていないし、楽できて高収入であればいいな、くらいの考えである。そんなゆるいリーマンは後押しされるだけかもしれないが、仕事に悩んで自殺寸前だったりする人には本当にこの本をお勧めしたい。抽象的で普遍的な考えを持った森先生が、小手先ではなく根本からその悩みを打ち消してくれると思う。仕事というのは、あくまで手段でそこに何か幻想のような夢や希望は無い、僕もそう思っています。余談だが森先生の仕事に関するQ&Aは質問者と回答者の次元が違っていて、その温度差は非常に面白かった。

 

ナイルに死す/著:アガサ・クリスティ、訳: 加島祥造[早川書房]

>ナイルに死す [ アガサ・クリスティ ]

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感想(10件)


最近、アガサ・クリスティ熱が高い。若い頃にも「誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」など有名どころで何作品か読んだことあるが、この年になって新たに魅力を再発見して夢中になるというのは、すごいことだと思う。

そして相変わらず面白かった。クリスティ作品でも最も長い長編の一つらしいが、3日で読み終わった。題通り、舞台はエジプトのナイル川にて、新婚で金持ちのお嬢様リネットを取り巻く多くのキャラクターが各自の思いを持って、客船に乗り込む。そして、悲劇が……。かなり多くの人物が登場するが、描写が個性豊かに映るよう丁寧に書かれているため混乱しない。有名な作品で映像化も何度かされているのは納得する面白さであった。

 

予告殺人/著:アガサ・クリスティ、訳: 田村隆一 [早川書房]

>予告殺人 [ アガサ・クリスティ ]

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感想(7件)


クリスティ熱は終わらない。有名なポアロシリーズではなく、ミス・マープルシリーズの名作といわれる一冊。ポアロとはスタンスの違った、非現場から物語を構築するマープルの推理。マープルシリーズは捨て作品は1つも無いと言われているが、読んで損はしない作品。設定も面白いし、物語の出だしも非常にクレイジーで面白い。

 

アクロイド殺し/著:アガサ・クリスティ、訳:羽田詩津子[早川書房]

>アクロイド殺し [ アガサ・クリスティ ]

価格:885円
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物議を醸した結末で有名な名著。確かに、この結末は当時としては最高に衝撃的だったのだろう。しかし、多くのトリックが開発された今からすると少し古臭く感じる。それを差し引いてもクリスティらしい人物描写と魅力的なストーリーで、非常に面白くクリスティのキャリアを決定づけた作品であるのだろうが、個人的には上記にあるナイルに死すや予告殺人の方がおすすめ。

 

スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考/著:籠屋邦夫[クロスメディア・パプリッシング]

>スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 [ 篭屋邦夫 ]

価格:1,706円
(2017/3/14 00:47時点)
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タイトルは微妙で電車内で読むのが恥ずかしかったのだが、日本人が書いたビジネス本では久しぶりのヒットだった。コンサルなどでもてはやされているロジカルシンキングというのは現状分析には役立つが、実は戦略策定作業においては、コンサルでも「ひらめき」に頼っている部分があると著者はいう。そこで、現状分析から戦略策定まで行うために、意思決定項目、不確実項目、価値判断尺度をリストアップし、その工程を経て、質の高い意思決定が可能という。熟断思考の実践の仕方まで解説されており、非常にためになった一冊。

 

これだけ!空調設備/著:菊池至[秀和システム]

>これだけ!空調設備 [ 菊地至 ]

価格:1,728円
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建築設備において、空調というのは特殊であり、エンジニアリング会社でも空調エンジニアみたいな肩書にエンジニアが在籍している。それだけ特殊な業界、特殊な知見が必要なイメージのある空調設備についてざっくりと解説している入門書。特にビル建築もしくはビルメンテナンス関係の仕事の人におすすめ。

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