最近読んだ面白かった本⑸

マーケット感覚を身につけよう/著:ちきりん[ダイヤモンド社]

マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方 [ ちきりん ]

価格:1,620円
(2017/12/17 22:37時点)
感想(6件)


面白かった。基本的かつ本質的な話だが、サラリーマンにとってもマーケット感覚というのは非常に大事で、今後組織の力が弱くなっていく中でも絶対に身につけておくべき考え方である。ちきりんシリーズはくだけた感じで難しいことを教えてくれるイメージで、個人的には「伊賀泰代」名義の本の方がフォーマルな感じで好きだが、ちきりんシリーズも引き続き読む。

大前研一 日本の論点2016~17/著:大前研一[プレジデント社]

日本の論点2016~17【電子書籍】[ 大前研一 ]

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(2017/12/17 22:38時点)
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大前研一 日本の論点2017~18/著:大前研一[プレジデント社]

日本の論点2017~18【電子書籍】[ 大前研一 ]

価格:1,728円
(2017/12/17 22:38時点)
感想(0件)


有名なコンサルタントである大前氏のコラムを纏めたベストセラーシリーズ「日本の論点」を一気読み。一番面白かったのは、2016~2017版にて、同じく有名なコンサルタントの経営共創基盤の富山氏をこき下ろしていることかなぁ。大前氏は常にこき下ろすだけではなく自分なりの問題解決策を示しているところが好きです。

 

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと/著:本田直之[朝日新聞出版]

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと [ 本田直之 ]

価格:1,512円
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感想(4件)


ノマドという遊牧民を意味する単語が、昨今流行った。オフィスのように定位置で働くのではなく、カフェだったりシェアスペースだったりでPCとスマホさえあればどこでも働いちゃうワークスタイルを指す。実際、IT系の作業者は場所に縛られずに働くことができる時代になった。テクノロジーが進化し、モノを所有する意味が薄くなってきたことにより、「場所」に拘るのはナンセンスに感じる。筆者は、ハワイと東京の2拠点生活を実行し、他にも様々な都市をまるで遊牧民のように移動しながら働くという生活を実践している。多少の収入ダウンさえ受け入れることができれば、素晴らしい生活が待っていると訴えかける本書は、さっくりと読めるもののなかなか魅力のある一冊であった。

ツレがウツになりまして/著: 細川貂々[幻冬舎]

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) [ 細川貂々 ]

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感想(200件)


映画にもなった、かなりサクッと読める漫画。1時間程度で読んだが、面白かった。夫が鬱病にかかった生活を面白おかしく妻である奥さん視線で描いている。この夫はどちらかというとバリバリに仕事していた系の人であり、立派な人でもこの病気になってしまうところが、鬱病の怖いところ。

魔術の殺人/著:アガサ・クリスティ、訳:田村隆一[ハヤカワ文庫]

魔術の殺人 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]

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感想(4件)


アガサ・クリスティ、ミスマープル・シリーズ。
殺人トリックは魔術のように派手な動きに人々の注目を向けさせることで欺くわけだが、その隙をテーマにしたような作品。マープルは他の作品と比べると、動き回るし走り回る。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/著:村上春樹[文春文庫]

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫) [ 村上春樹 ]

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感想(15件)


もしかして、村上春樹作品で最も熱中して読んだ作品かもしれない。一言でいえばハードボイルド。ミステリー。仲間うちで唯一色彩漢字が苗字に含まれていない多崎つくる氏だが、過去にその仲間から離れざるを得なかった・・・封印していた過去を再び探し始める物語なのだが、村上作品のダークな感じ、主人公はいつもの通り冷静で退廃的な雰囲気、物語はミステリー風で散りばめられた謎が少しずつ解明されていく、と個人的には一つの完成形のような小説であった。実験要素は少ないかもしれないが、村上春樹の筆力を改めて知ったお気に入りの作品である。

十角館の殺人/著:綾辻行人[講談社文庫]

十角館の殺人〈新装改訂版〉【電子書籍】[ 綾辻行人 ]

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感想(7件)


初めて綾辻作品を読んだが、本当に面白かった。本格派、といわれる所以も理解した。クリスティの誰もいなくなった的な展開、そして衝撃の一行、こういう作品に出会えるのは年に1回あるかどうか。まぁ、めちゃくちゃ古い作品ですけど。この作品は、小説でしかできない事を存分に試している部分もあり、永遠に映像化されないと思うが、だからこそ読む価値はあると思う。
個人的には、最後は惰性、いらなかったかなと思う。

1984年のUWF/著:柳澤健[文芸春秋]

1984年のUWF [ 柳澤 健 ]

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日本の総合格闘技を語る上で避けては通れないUWF。もはや伝説のような団体である。私自身、大人じゃなかったので雑誌等で少しずつUWFの歴史・概要を知った。転換期となる1984年にスポットを当てたドキュメントであり、猪木・新間、佐山聡や前田日明、藤原組長といった重要人物がその時、何をしたか、何のため、どのように、経緯が全て分かるといっても過言ではない。とはいってももちろん前後の話もちゃんと触れているが。個人的には非常に面白く読めた。中井祐樹の人生も1つのサブストーリーとして、いい演出になっている。当事者のインタビューがほとんど無く、事実と合っている・合っていないという論争があるというが、UWFはもはや格闘技史の一部であり、歴史というのはストーリーが誰かしらの第三者に付けられているものだし、当事者の感度とは異なっている部分があるのは当然だと思う。まぁこの本では、佐山聡を神格化、第二次UWFフロントを擁護して前田日明を悪く見ている気はする。熱狂的な前田日明ファンが反発するかもしれないが、プロレス・格闘技ファンであれば読んでおくべき本だと思う。フラットに読めば、とても面白い。これに対抗して出版されているUWF 証言本も読む予定。

どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史/著:宮脇淳子 [KADOKAWA]

どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史【電子書籍】[ 宮脇 淳子 ]

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自分自身、世界史は苦手である。日本史を学んでいると、一つの大きな流れがあり、現代に繋がっていることが実感できるが、世界史の教科書は地域・時代共にバラバラに列記されており、記憶する量が膨大、というイメージ。著者もそこを突いており、そもそも世界史という分野は無く、西洋史と東洋史をがっちゃんこした結果、学問として成り立たない「世界史」というものができてしまったという。加えて、世界史には日本は登場することが無い。この本では、日本人のための世界史とあるように、日本が世界史の潮流の中でどのように関わってきたかという所に主眼が置かれている。もう一つ、著者は、歴史におけるモンゴル帝国の存在を重要視している。現在の世界史という教科には、モンゴル帝国・元、そしてモンゴル帝国から派生した国々は登場するかもしれないが、1つの流れがあるようには書かれていない。しかし、著者は、モンゴル帝国は非常に重要なキープレーヤーであり、ユーラシアにおいてはモンゴル帝国の歴史を追うことで世界史の流れを学ぶことができると説いている。非常に面白い本であり、同著者の別の本も読む。

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