日商簿記2級合格合格体験記

 

 

さて、日商簿記3級合格体験記に続き、日商簿記2級の合格体験記です。

簿記2級も独学で勉強し、見事合格いたしましたが、実は、簿記2級は一回落ちてしまい、その後リベンジ受験して合格しました。日商簿記2級の受験を考えている人たちの役に立てれば幸いです。是非一読ください。

簿記2級の概要

 

試験科目 商業簿記、工業簿記
制限時間 2時間
合格基準 70%以上
受験料 4,630円(税込)
開催日時 6月、11月、2月 いずれも日曜日開催

 

 

簿記試験の基本的な概要は3級合格体験記に記したので、省略します。

簿記2級と3級でもっとも違うところ、それは工業簿記が問題範囲となります。

3級では、商業簿記の基本が試験範囲でしたが、2級では引き続き商業簿記の基本(もちろん3級より難しい)と工業簿記が試験範囲となります。

勉強方法は後述します。

 

合格基準

70%の正答率で合格となります。これは簿記3級と変わりません。

 

合格率

簿記2級の合格率は催された試験によって異なりますが、だいたい20%~30%程度のようです。

基準が70点であるため、難しい試験だと約10%の合格率、易しい場合だと合格率は40%になったりします。この辺は運も必要になってきますね。簡単な試験の時に受験することを祈りましょう。

ただ、最近は難化傾向のようで、ここ最近の試験だと合格率10%台だったりするみたいです。

 

試験料

4,630円です。簿記3級2,800円と比べると多少高いですが、それでも安い!

おなじみ、私の中で試験料金の指標となるエネルギー管理士試験は1回で17,000円しますからね・・・メジャーな資格は受験者数も多いので、その分安いのです。試験の難易度が商業高校の学習レベルとのことなので、学生にも優しい値段で受験することができます。

 

開催日時

年に3回も開催しています。受験したい時に受験できる、さすが日本で最もポピュラーな資格試験ですね。不合格でも3ヶ月後にリベンジできますからね。これは結構良い事ですよね。1年に1回だったら、1年間も試験勉強するわけないし、1年後に受験できる環境じゃないかもしれないのですから。

 

合格のメリット

簿記2級に合格した特典というのは特にないのですが、簿記について一通り知識があるという証明になります。これはかなり大きいです。ビジネスパーソンにとって最も王道で普遍的に価値のある資格は日商簿記2級を除いて他にありません。就職活動・転職活動において有利であることは疑いの余地もなく、社内でもアピールになることは間違いないかと思います。簿記3級は履歴書に書くことをためらいますが、2級であれば十分に評価されます。正直、3級と2級は全然インパクトが違います。

経理や財務、経営企画の業務に就いている人もしくは志望する人にとっては絶対取得しておくべき資格です。

 

簿記2級は2015年に試験が改正され、試験範囲が大きく変更というか拡大しました。結果、難易度がアップしちゃいました。過去実績では合格率は3割程度となっていますが、今後はどの試験回でも2割くらいまで落ち込むことが予想されます。正直、簡単な試験ではありません。しかし、しっかりと試験全体を俯瞰し、適切な参考書を購入し、勉強計画を立てると1ヶ月でも十分に合格すると思います。

 

勉強方法

簿記2級を受験する前に、すでに簿記3級を合格していました。

必ず、簿記3級を受験・合格してから簿記2級に挑戦してください。

簿記2級からチャレンジしていい人は、公認会計士や税理士試験の勉強を既にしている人たちや、会計学・簿記学を専門で学んでいる人たちくらいです。まずは簿記3級で易しく簿記の考え方に触れてから簿記2級に挑戦しましょう。

 

問題構成

第1問(20点)  仕訳

第2問(20点)  有価証券 銀行勘定調整表 固定資産 等

第3問(20点)  財務諸表 精算表 本支店会計 等

第4問(20点)  原価計算 費目別計算 等

第5問(20点)  標準原価計算 等

 

第1問から第3問が商業簿記、第4問・5問が工業簿記の範囲となります。つまり商業簿記が60点、工業簿記が40点ですね。新しい範囲となるのが「工業簿記」です。

工業簿記一般的に工業簿記は商業簿記に比べて簡単で、モノづくりにおける原価計算が問題となります。

 

 

 

参考書

簿記3級の時と同じく、ネットスクール㈱が出版している「サクッとうかる簿記2級」のテキストとトレーニング、商業簿記・工業簿記で各2冊、合計4冊を購入して使用しました。

テキストはいわゆる教科書です。簿記はスポーツと言われていますので、それ相応の量の問題を解く必要があり、問題集が必要となってきます。

 

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この本の最も良いところは、視覚的に非常に工夫されているということ。

漫画絵が多く、フォントサイズも大きくて見やすいです。勉強は視覚にうったえることが非常に重要でイメージを捉えましょう。

仕訳に関しては解説がとても丁寧で十分です。ただし、悪いところとしては、演習不足になりがちで特に財務諸表の問題は参考書だけでは対応できません。

 

過去問

簿記において、過去問対策は重要です。なぜなら、日商簿記は問題のパターンは限られており、過去問をやりぬくことが合格への近道です。さくっとうかるシリーズの唯一にして最大の問題点は、本試験対策があまりできておらず、試算表・決算表の問題の対策が手薄ですので、絶対用意してください。

個人的には簿記2級の受験1回目は敢え無く不合格でしたが、原因は過去問をやりこまなかったこと。

第1問の仕訳はパーフェクトだったものの、第3問の財務諸表はほとんど点数が取れませんでした。その反省をふまえ、受験2回目では過去問をかなりやりこみ、見事合格したのです。というわけで絶対用意してくださいね。

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電卓

さて、日商簿記検定では電卓を持ち込むことがOKです。ただし、関数電卓は不可となります。

日常的にはスマートフォンが電卓代わりとなって久しいため、電卓を持っていない人は多いんじゃないでしょうか?簿記検定用に1つ購入しましょう。いいやつでも1,000円くらいで買います。カシオとか。また、試験直前に買うのではなく、勉強開始時に用意しましょう。過去問で演習する時も必要ですし、電卓に慣れておかないと本番で誤操作をしかねません。というのも電卓は、メーカーによっても多少配置が異なります。例えば「00」とか「000」のボタンがあったりなかったりなので、同じ電卓を試験勉強中から使い続けましょう。

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勉強方法

一般的に工業簿記は商業簿記よりも簡単とされています。個人的にもそう思います。なので、先に商業簿記に手を付けましょう。「サクっとシリーズ」のテキストを使用し、仕訳から覚えていきます。第1問の仕訳は得点源なので、丁寧に1つ1つやっていきましょう。

仕訳が終わると、伝票、本支店会計、財務諸表、損益計算書などの範囲に入っていきますが、試験では商業簿記の第3問はかなり難しいです。財務諸表の出題で全ての数字を合わすことはかなり鍛錬が必要です。まぁ、部分点というか全部合わなくても点数はつくので、第1問の仕訳で満点を取り、第2問・第3問で少なくとも20点以上、工業簿記では合格率通り約7割の30点くらいを取るイメージでしょうか。これで70点なので、ぎりぎりですね。「サクッとシリーズ」テキストで学んだことを忘れないうちに本質理解問題集を使用して、がんがん問題を解いていきましょう。第2問・第3問はかなり問題を解いてレベルアップを図ってください。1周終わったら、間違った問題は2周、3周と繰り返し解きましょう。

1周おわったころくらいから、工業簿記も始めていきましょう。

初学の人は新鮮で勉強を楽しく感じると思いますので、息抜き的な感じで進めていけます、商業簿記に比べると簡単に感じると思うので、得点源にしましょう。満点を取ることも不可能じゃないと思います。

商業簿記と同じく、「サクッとシリーズ」のテキストと本汁理解問題集を使用して進めていきましょう。

 

結果

私は1回目で不合格、おそらく60点くらいだったと思いますが、その後2回目の受験で見事合格しました。

この調子で簿記1級を目指そうか!と思って簿記1級のテキストを見てみたところ、範囲の広さに驚きすぐに撤退しました。税理士、公認会計士を目指す人以外は簿記2級で十分かなぁと思います。

 

 

 

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