今年もらった株主優待(3) JALとANAの株主優待比較

JALの株主優待を初めてもらいました。

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JAL(9201)

優待品:片道1区間ご搭乗時普通運賃の50%割引 1枚、国内・海外ツアー旅行割引券 など

優待権利月:3月末

優待到着月:5月

 

一方のANAは以下です。

 

ANA (9202)

優待品:片道1区間ご搭乗時普通運賃の50%割引 2枚、ANAグループ各社・提携ホテル優待券、国内・海外ツアー旅行割引券 など

優待権利月:3月末、9月末

優待到着月:5月

 

株主優待の大定番であるJALとANA。銘柄番号も1番違い。

今回、初めてJALをもらったので、改めて比較したいと思います。

最低単元(JALは100株、ANAは1,000株)を保有した場合の比較

JAL ANA
50%株主割引券 1枚 2枚
割引券以外の株主優待 ・国内・海外ツアー旅行割引券 ・ANAグループ各社・提携ホテル優待券・国内・海外ツアー旅行割引券

・ゴルフ優待券

など

株価 3,302円 353.5円
必要投資金(※1) 330,200円 353,500円
配当金(2016年度実績) 9,200円 6,000円
利回り 2.78% 1.69%
合計利益(※2) 13,200円 12,000円
優待含めた総合利回り 4% 3.39%

※1.株価は2017年5月29日の終値を参考にして利回りを算出しています。

※2.割引券の価格はJAL4,000円/1枚、ANA3,000円/1枚として、配当金と合計しています(ANAは1,000株保有で年間2枚もらえます)。

 

これだけ見ると、現時点では単純にJALの方が投資対象としては良いようですね。

ただし、最近JALの株価は下降気味です。売買利益目的だと注意が必要です。

 

50%株主割引券

株主割引券は単元株に比例して頂くことができます。

JAL

3月末基準

100株以上 1枚
300株以上 2枚
500株以上 3枚
700株以上 4枚
900株以上 5枚
1,100株以上 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚増(年2回)
100,000株以上 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚増(年2回)

9月末基準

200株以上 1枚
400株以上 2枚
600株以上 3枚
800株以上 4枚
1,000株以上 5枚
1,100株以上 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚増(年2回)
100,000株以上 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚増(年2回)

上記に加え、3年(7基準日)連続で同一株主番号保有で各基準日ごとに株主割引券を追加贈呈

300株以上 1枚
1,000株以上 2枚
10,000株以上 3枚

 

ANA

1,000株以上 1枚
2,000株以上 2枚
3,000株以上 3枚
4,000株以上 4枚 + 4千株超過分2,000株毎に1枚
10,000株以上 7枚 + 1万株超過分4,000株毎に1枚
1,000,000株以上 254枚 + 100万株超過分8,000株毎に1枚

 

 

JALは最低単元の100株所有だと年間通して1枚しかもらえない。一方ANAの最低単元である1,000株所有した場合は半年で1枚、つまりは年間で2枚もらえることになります。

単純に良く飛行機に乗る人にとっては、圧倒的にANA株を持った方が生活に還元されます。飛行機運賃も変動するので参考値となりますが、例えば東京⇒札幌(新千歳)の片道運賃で2017年5月31日の初便ですと以下のように割引になります。

JAL ANA
正規運賃 37,790円 37,790円
株主割引 19,040円 19,040円

たまたまJAL、ANAともに同じ運賃ですが、JALだとJ classにアップすると多少値段があがったり、時間帯によって差はでる可能性はあります。

共に約50%割引きになるので、非常にお得です。

 

では、特に飛行機に乗らない人は、どうするのかというと金券ショップで売り捌くこととなります。

金券ショップでは買取価格は日々変動しているため確定的なことは言えないですが、JALの株主割引券の方が一般的に高く買い取ってもらえます。理由は、ANAの割引券は単純に2倍発行されているため、希少価値が低いのです

2017年5月末時点の相場では、ANAの優待券が3,000円、JALの優待券が4,000円くらい。(買取サイト及び店によって異なります。ANAの場合、年に2度発行されて、使用期限が異なるため、それによっても価格が変わります)

ただ、ANAの方は年間2枚であるため、6,000円/年間の利益になり得るということです。

 

その他の株主優待

割引券以外にも、JAL・ANA共に株主優待があり、最低単元株を持っているだけで冊子の形でもらえます。この優待は、持ち株で比例して増えるわけではなく、全株主に対し同じ優待となります。

 

JAL ANA
グループ各社・提携ホテル優待券 ×
買物優待券 ×
国内・海外ツアー割引券
ゴルフ優待券 ×
株主限定機体工場見学会
カレンダー ×
株主特別サイト ×

 

ホテル優待券

JALは日航ホテルが全国にありますが、株主優待で割引券はもらえません。

一方、ANAは全日空ホテルの割引券がもらえます。内容はこんな感じです。

ベストフレキシブル料金20%割引 × 6枚

飲食10%割引 × 5枚

婚礼の飲食10%割引 × 1枚

会議・宴会割引15%割引 × 2枚

 

買物割引優待券

ANAは各空港にある土産屋さんである「ANA FESTA」、成田や関空にある「ANA DUTY SHOP」での10%割引券 × 5枚 がもらえます(ただし、1,000円以上の買物が対象です)。なお、ANA CARDを所有している人と同じ待遇のようです。ANA FESTAでの10%割引はは意外に使えます。土産に困った時とか、重宝しています。ちなみに羽田や成田だとANAが就航しているターミナルにしかありません。

一方、JALにはこの類の割引券は優待に含まれていません。

 

国内・海外ツアー 割引券

これはJAL、ANA両方あります。

JAL

ジャルパックツアー商品

国内ツアー・・・7%割引(2枚)

海外ツアー・・・7%割引(2枚)

 

ANA

・ ANAスカイホリデー(国内旅行)・・・7%割引(2枚)

・ ANAハローツアー(海外旅行)・・・7%割引(2枚)

・ ANAワンダーアース(海外・国内ツアー)・・・7%割引(2枚)

 

もうしあわしたかのように7%割引ですが、ツアーを利用する時ははかなり大きいです。

30万のツアーだと、2万1千円割り引かれるわけですから。

 

ゴルフ優待券

さらに、ANAは2つのゴルフ場で優待券があります。

武蔵の杜カントリークラブゴルフプレー料金優待券 ・・・4枚

早来カントリー倶楽部ゴルフプレー料金優待券 ・・・3枚

武蔵の杜は埼玉県、早来カントリーは北海道です。一度でいいから北海道でゴルフしてみたいもんだなぁ、といつかはこの優待券を使用することを夢見ています。

この類の優待はJALにはありません。JALもきっとゴルフ場は保有していたのでしょうけど、破たんした時に資産整理したのかなぁと勝手に推測。

 

株主限定機体工場見学会

申し込み多数の場合は抽選となるようですが、機体工場見学会が催されているようです。

JAL、ANA共に株主じゃなくても機体工場見学会は参加可能です。JALは毎日で1日4回、ANAは月曜から金曜のみ(土日祝は行っていないようです)で1日4回、見学ツアーを催しています。共にインターネットから予約できますが、昨今の工場見学人気も相まって、なかなか当選しないようです。

株主限定機体工場見学だと、倍率はかなり下がるようです。これは優待というより株主向けサービスの一環になるかと思います。JAL・ANA共に株主限定機体工場見学をやっています。

 

カレンダー

また、ANAの株主は、ANA社のカレンダーがもれなく頂けます。

毎年秋ごろに次年度のカレンダーが送付されます。飛行機好きにはめちゃくちゃ嬉しいカレンダーですね。

 

株主特別サイト

ANAの株主になりますと、株主特別サイトにログインできます。

カレンダーの種類を選択したり、工場見学を申し込んだりすることができます。

あれ、じゃあJALの株主専用機体工場見学ってどう申し込むのだというと、葉書で申し込みます。

うーん、なんかJALってANAに比べると遅れていますねという印象は拭えないです。

 

こうやって見ると、ANAの方が株主優待が充実していますし、実際株主優待に力を入れているのを感じます。配当金は低いですが、サービス面ではやはり民間のANAの方が優れているイメージの通りです。一方のJALは元国営の文化のままなのか、配当金は高いけれどもサービスはイマイチなイメージが株主優待にも反映されています。

 

配当金

2016年度の実績ベースですが、JALは年間92円/株、ANAは年間6円/株です。株主割引券が少ない分、JALの方が、配当金が分厚いです。

配当金は今後の業績次第で変わってきますが、両社とも少なくとも2020年の東京オリンピックまでは好調業績が続くという予想です。観光立国戦略はこの2つの航空会社抜きでは不可能ですので、しばらくは業績安定・減配は無いかなぁと勝手に想定しております。

 

所感

さて、もし航空会社株を買おうと思っている人がいるのであれば、基本的には使用する方の飛行機の株を買うことを推奨します。日本人で飛行機を使用する人はほとんど全員が、JAL派、ANA派と分けられると思います。

資産運用の面では配当利回りが大きいJALに軍配があがりますが、ANAの方が株主優待が手厚く、うまく利用すればANAの方が得する可能性もあります。

私は数年前にANA株を買いましたが、その理由は50%割引券目当てです。妻の出身が遠方であり、急遽飛行機を使用する事態を想定して保有しておきたかったのです。ただ、普段はLCCを利用したり、日にちが分かっているのであればJALの先得、ANAの早割を利用しています。その方が安いので、あくまで緊急用的なストックです。そしてだいたいは金券ショップで売ります。

出身が遠方の人や飛行機を利用する頻度が高い人は是非、JALかANA株の保有をおすすめします!

 

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