コロナウイルスというパンデミックリスクに加え、原油高、円高・・・しばらく気絶していました。
〇〇ショック、というのは毎年起きていますが、今回のコロナウイルスは既に様々なイベントが中止、日本においては宴席自粛、旅行もできない、など外部要因による経済的ダメージが大きく、かついつ収束するのか?夏になっても収まらないのでは・・・という先が見えない不安が強いといったところでしょうが、個人的には、リーマンショックのような金融システムの連鎖破壊と違って、台風のような一過性のようなものと思っています。過ぎ去ればそれでお終い、のはず。
というわけで、中長期的には買い場がやってきていると考えております。
買い時はもう少し探る必要はあるかと思っていますが、ついつい買値設定していたアルトリアグループ【MO】は40株購入してしまいました!
アルトリアグループ【MO】
ティッカー | MO |
株価 | 40$ |
PER | 9.5 |
そして、1株40$の株価で、配当金は3.24$(2019年度)ということで、
配当利回りは8%!
米国株なので、現地の税まで含めて、0.72掛けだと実質配当利回りは約5.7%になります。
JT、ブリティッシュアメリカンタバコに続き、アルトリアグループまでポートフォリオに追加することになりました。
どんどんタバコ株が増えていく・・・
アルトリアグループの最大の特徴は、アメリカのみに展開している会社、だということです。
これは経緯として、アルトリアグループのタバコ事業国際部門としてフィリップ・モリス・インターナショナルをスピンオフして、アメリカドメスティックとして残った方がアルトリアになります。とはいえ、アメリカは今後も人口が増えることが想定されているので、市場としては拡大すると思って、あまり悲観していません。
大麻会社をグループ化したり、ワイン事業が傘下にあったりと、タバコが主事業ではあるが、それなりにいろいろやっているようです。
今回アルトリアグループを購入したのは、単なる分散です。ブリティッシュアメリカンタバコ(私名義は170株)とアルトリアグループで、同じくらいの銘柄数を持って、配当で楽しもうかと思っています。
今が買い場だとポジティブに考えられるのも、昨年、現金への移行を進めており、リスク許容できる範囲だと感じるからですね。フルインベストメントの状態から一歩引き、絶対安定資産である現金を十分持っていること、信用取引はせずに、(最悪)なくなってもいい範囲で株式運用しているということにより、心が整った状態で何とかこの市場を見つめております。
とはいっても、資産がみるみる溶けていくので、精神的につらく、ろうばい売りをしたくなる気持ちも無きにしも非ずですが、安定キャッシュフローの構築を目指している私としては、株価が下がったからといって、配当利回り重視の方針が変わるわけではありません。目目をつけている株に対して、設定した目安株価で淡々と購入していければと思っています。
心は苦しいものの、引き続き市場を注視して、買い時を探っていきますよ。